最終更新:2026年9月8日|消費者支援協会
Instagramで知り合った相手とやり取りを続けるうちに親しくなり
「一緒にネットショップをやろう」
「商品が売れれば利益が出る」
「知人から売買のノウハウを教えてもらっている」
などと説明され、お金を送るよう案内された場合は注意が必要です。
消費者支援協会には
今回、Instagramで知り合った相手からShopee(ショッピー)に
関連するネットショップ運営・商品売買を勧められ
最終的に約1000万円を送金したという相談が寄せられました。
相談者様によると
最初は約5万円という比較的少額から始まり
商品が売れて利益が出たように説明されたとのことです。
しかし、出金を申し出ると「あと400万円必要」などと案内され
その後も送金を続け、総額は約1000万円に達したと申告しています。
さらに、最終的には相手と連絡が取れなくなったとのことです。
警察庁もSNS型ロマンス詐欺の具体例として
親しくなった相手からインターネットショップの運営を勧められ
商品の仕入れや販売利益の出金に必要な
保証金として高額な金銭を支払った事例を公開しています。
本記事では、今回消費者支援協会へ寄せられた相談内容と
公的機関・事業者が公開している注意喚起を分けて整理します。


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投資をしているが詐欺ではないか少しでも不安がある方
実際に仮想通貨を送金してしまったが
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- 30秒で確認|今回の相談内容
- Instagramで知り合った相手からShopeeの話を持ちかけられた
- 最初は利益が出たように説明された
- 警察庁にも「インターネットショップ運営型」の事例があります
- 出金を申し出ると「あと200万円必要」と言われた
- Shopee Singaporeとシンガポール警察も偽Shopeeの勧誘を注意喚起
- シンガポール警察は「偽オンラインショップ運営型」にも注意喚起
- Coincheckから暗号資産を送ったとの申告
- 相談資料で確認されたLINE・Instagramの表示情報
- 相手から提示された人物写真について
- Shopeeを利用していると言われたら何を確認すべきか
- よくある質問
- 同じような状況であれば消費者支援協会へご相談ください
- まとめ
- この記事について
30秒で確認|今回の相談内容

| 項目 | 相談者様からの申告 |
|---|---|
| 最初の接触 | |
| 相手のLINE表示名 | 「誠也」と表示 |
| Instagram表示 | lawyerobrien972 |
| 勧誘内容 | Shopeeに関連すると説明されたネットショップ運営・商品売買 |
| 相手の説明 | 大学時代の友人がShopeeシンガポールで働いている |
| 最初の送金 | 約5万円 |
| 送金方法 | Coincheckを利用し、指定先へ暗号資産を送金したとの申告 |
| 初期段階 | 商品が売れて利益が出たように説明 |
| その後 | もっと資金を入れれば利益が増えると勧められた |
| 出金時 | 「あと400万円必要」などと案内 |
| 総送金額 | 約1000万円 |
| 最終状況 | 2026年1月頃から連絡が取れなくなったとの申告 |
なお、当協会では現時点で
相談者様が送金した先がShopee公式またはShopee Singaporeが
管理する口座・ウォレットであったことは確認していません。
本記事は、ShopeeまたはShopee Singapore自体が
今回の相談事案に関与したと判断するものではありません。
Instagramで知り合った相手からShopeeの話を持ちかけられた
相談者様によると、最初の接点はInstagramでした。


相談者様の投稿を相手が気に入り、メッセージのやり取りが始まったとのことです。
その後、約1週間ほど経った頃、相手から
「大学時代の友人がShopeeシンガポールで働いている」
「その友人から売買のノウハウを教えてもらい、自分もやっている」
といった説明があったと申告しています。
さらに、一緒に取り組むよう強く勧められ
相談者様は「少額なら」と考え、最初に約5万円を送金したとのことです。
ここで重要なのは
実在する「Shopee」という企業名が説明の信用材料として使われていたことです。
相談者様は「Shopeeに支払った」と認識していたとのことですが
実際にはCoincheckから相手側が指定した送金先へ暗号資産を送ったとみられます。
そのため、当協会では
「Shopeeへ送金した」ではなく
「Shopeeに関係する取引だと説明され、Coincheckを利用して指定先へ送金した」
と整理しています。
最初は利益が出たように説明された
最初の約5万円の送金後、相談者様には
「Shopeeの商品が売れた」
「少額ではあるが利益が出た」
という説明があったとのことです。
その後
「もっと金額を増やせば、さらに利益が増える」
という趣旨の勧誘が続いたと申告しています。
警察庁が公開しているSNS型ロマンス詐欺の手口では
SNSやマッチングアプリで知り合った相手と
別のサービスで連絡を続け、親近感や恋愛感情を形成した後
投資や副業などを勧め、高額な送金へ進ませる流れが紹介されています。
また、出金しようとすると別の名目でさらに送金を求められ
最終的に相手と連絡が取れなくなるケースも示されています。
今回の相談については
現時点の資料だけから恋愛関係の形成を断定するものではありません。
一方で、SNSで知り合った相手との親密な関係をきっかけに
金銭取引へ誘導される点や、利益が出たように説明された後に
追加送金を求められる点には、SNS型ロマンス詐欺と重なる特徴があります。
警察庁にも「インターネットショップ運営型」の事例があります
今回の相談と特に近いのが
警察庁が公開しているSNS型ロマンス詐欺の事例です。
警察庁の事例では
50代男性がマッチングアプリで知り合った相手とやり取りを続けるうちに
恋愛感情を抱き、相手からインターネットショップの運営を勧められました。
その後、販売商品の仕入れや、販売利益を出金するための保証金として
合計約3,300万円を支払ったとされています。
今回の相談と同一の手口だと断定するものではありません。
ただし
SNSで知り合った相手からネットショップ運営を勧められる
商品が売れて利益が出ると説明される
出金段階で追加資金を求められる
という点には共通する特徴があります。
出金を申し出ると「あと200万円必要」と言われた
相談者様は途中から不安を感じ
相手にお金を引き出したいと申し出たとのことです。
すると
「引き出すためには、あと400万円が必要」
という趣旨の説明を受けたと申告しています。
その後も少しずつ支払いを続け
結果として総額は約1000万円に達したとのことです。
警察庁も、SNS型ロマンス詐欺では
初期段階で利益が出ているように見せた後
出金を申し出るとさまざまな名目で追加送金を求める場合があると注意喚起しています。
2026年7月末時点で
警察庁が公表したSNS型ロマンス詐欺の
認知件数は3,037件、被害額は約293.2億円です。
SNS上で知り合った相手から金銭の話が出た場合は
関係性とは別に取引内容を確認することが重要です。
Shopee Singaporeとシンガポール警察も偽Shopeeの勧誘を注意喚起
今回とは完全に同じ事案ではありませんが
Shopee Singaporeとシンガポール警察は
Shopeeを装った偽のオンライン仕事・タスク型勧誘について共同で注意喚起しています。

公表された事例では
Shopee従業員などを装った人物が被害者へ連絡し
偽Shopeeサイトへ登録させた後、仕事を始めるための前払いを求める流れが確認されています。
初期段階では利益や報酬を受け取れるように見せ
その後さらに多く稼ぐためとして追加資金を入れるよう勧め
最終的に出金できなくなるケースが紹介されています。
Shopee Singaporeとシンガポール警察は
Shopeeが仕事を得るための前払いを求めることはなく
Shopeeアプリ外で取引しないよう注意を呼びかけています。
今回の相談では
「Shopee Assistant」のような仕事を案内されたことまでは
確認できておらず、この注意喚起と同一の手口だと断定するものではありません。
一方で
実在するShopeeの名称を利用する
最初に利益が出たように見せる
その後追加資金を求める
最終的に出金できなくなる
という点には共通する特徴があります。
シンガポール警察は「偽オンラインショップ運営型」にも注意喚起
シンガポール警察は2025年にも
オンラインビジネスを運営するよう
持ちかける仕事詐欺について注意喚起しています。
この手口では
被害者を偽のオンラインショップへ登録させ
注文が入るたびに商品代金などの前払いを求めます。
当初は利益を得られるように見せる一方
次第に要求される金額が大きくなり
最終的に利益や資金を引き出せなくなるケースが確認されています。
この事例も今回の相談と同一ではありませんが
ネットショップ運営を理由に前払いを求め
利益を見せながら追加資金へ誘導する構造は確認材料になります。
Coincheckから暗号資産を送ったとの申告
相談者様は
Coincheckを利用して相手側が
指定した送金先へ資金を送ったと申告しています。
Coincheck自身も
InstagramなどのSNSやマッチングアプリで知り合った相手から
投資や恋愛感情を利用して暗号資産を送金させる手口について注意喚起しています。
また、保証金、保管料、両替手数料などの名目で
追加費用を求めるケースにも注意するよう案内しています。
Coincheckによると、暗号資産の送金は
トランザクションIDが発行され送金処理が完了した後は
原則としてキャンセルや返金ができません。
今回、送金先ウォレットアドレスやTxIDは
現在の相談資料では確認できていません。
今後、Coincheckの送金履歴などから確認できた場合は
送金先情報などについて追加確認する予定です。
相談資料で確認されたLINE・Instagramの表示情報
相談者様から提供された画像では
LINEプロフィールの表示名として「誠也」という名称が確認されています。
また、Instagramのプロフィール画像として提供された資料では
lawyerobrien972というユーザーネームが表示されています。

ただし、アカウントの表示名やユーザーネームは変更されることがあります。
また、同一・類似名称の別アカウントが存在する可能性もあるため
当協会ではこの名称だけから特定の人物やアカウント所有者を断定していません。
相手から提示された人物写真について
相談者様からは
相手から提示されたものとして複数の人物写真も提供されています。
SNSやメッセージアプリで送られてきた人物写真だけでは
実際にメッセージを送っている人物の身元を確認することはできません。
第三者が公開している写真やSNS上の画像が転用される可能性もあるため
当協会では、人物写真のみを根拠とした本人特定は行っていません。
SNS上では、プロフィール写真と実際にメッセージを送っている人物が同一とは限りません。
写真が本人らしく見える、生活が豊かに見える
複数の写真を送ってくる、といった事情だけで
相手の身元を確認したことにはならない点に注意が必要です。
Shopeeを利用していると言われたら何を確認すべきか
Shopeeという実在企業名が出てきたとしても
それだけで案内内容がShopee公式のサービスとは限りません。
特に、Instagramなどで知り合った個人から
突然ネットショップ運営を勧められ
Coincheckなどで暗号資産を購入するよう案内されたうえ
指定されたウォレットへ直接送金するよう求められている場合は注意が必要です。
最初に利益が出たように説明された後
出金のために保証金や追加資金などを求められている場合も
追加送金する前に一度状況を確認してください。

よくある質問
Shopee自体が詐欺サイトなのですか?
いいえ。
本記事はShopeeまたはShopee Singapore自体を
詐欺サイトと判断するものではありません。
今回の相談ではShopeeの名称が説明に使われていましたが
相談者様の送金先がShopee公式の管理する口座やウォレットであったことは確認されていません。
Shopeeのネットショップ運営で暗号資産を送ることはありますか?
今回の相談では、Coincheckを利用して
相手側が指定したウォレットへ暗号資産を送金したとの申告があります。
一方、Shopee Singaporeとシンガポール警察は
Shopeeを装った仕事で前払いを求める手口について注意喚起しています。
Shopeeの名称が出たからといって
個人から指定されたウォレットへの送金が
Shopee公式の取引だと判断しないことが重要です。
最初に利益が出た場合でも注意が必要ですか?
はい。
警察庁やシンガポール警察の注意喚起でも
初期段階では利益や報酬を得られたように見せ
その後さらに高額な資金を求める手口が確認されています。
「一度利益が出た」という事実だけで
そのサービスや相手が安全だと判断することはできません。
送金してしまった場合はどうすればよいですか?
まず、送金履歴、送金先アドレス、TxID、相手とのLINE
Instagramのやり取り、ネットショップのURLや画像などを保存してください。
送金完了後の暗号資産は原則としてキャンセルや返金ができません。
まだ送金処理が完了していない場合はキャンセルできるケースがあります。
不審な送金だと気付いた場合は相談を検討してください。
同じような状況であれば消費者支援協会へご相談ください
現在
「Instagramで知り合った相手からShopeeに関連する副業を勧められている」
「ネットショップの商品代を立て替えるよう言われた」
「Coincheckで暗号資産を送るよう指示された」
「画面上では利益が出ている」
「出金するために保証金や追加資金が必要と言われている」
「相手との関係を信じていて、判断できない」
という状況でも相談できます。
まだ送金していない段階でも構いません。
消費者支援協会では
SNS型投資・ロマンス型トラブルなどについて無料相談を受け付けています。
相談時に資料がすべて揃っていなくても大丈夫です。
LINE・Instagramの画面、送金履歴、相手から送られてきた画像
ネットショップのURLなど、現在残っている資料から状況を整理します。
まとめ
今回、消費者支援協会へ寄せられた相談では
Instagramで知り合った相手から
Shopeeシンガポールに勤務する友人から
ノウハウを教えてもらっているなどと説明され
ネットショップ運営・商品売買への参加を勧められたとの申告がありました。
最初は約5万円を送金し
その後商品が売れて利益が出たように説明された一方
出金を申し出ると約400万円の追加資金を求められ
その後の送金を含め総額約1000万円に達したとのことです。
この流れには、警察庁がSNS型ロマンス詐欺の事例として
公表しているインターネットショップ運営型と重なる特徴があります。
また、Shopee Singaporeとシンガポール警察も
Shopeeを装った仕事で、初期段階では利益を受け取れるように見せた後に
追加資金を求め、最終的に出金できなくなる手口について注意喚起しています。
一方、今回の送金先がShopee公式の管理先であったことや
Shopee自体が今回の相談事案に関与したことを示す資料は確認されていません。
「自分も似た流れかもしれない」と感じた段階で
追加送金をする前に状況を確認してください。
当協会では投資・副業トラブルについて無料相談を受け付けています。
被害が疑われる場合は、保存した証拠と送金記録を整理してください。
当協会では、状況の整理や適切なお手続のアドバイスを行っております。
時間が経つほど
・詐欺グループが証拠を隠滅する可能性が高まります
・送金先の資金が移動し、追跡が難しくなります
・返金手続きに使える情報が失われていきます

協会の公式LINEになります。
投資をしているが詐欺ではないか少しでも不安がある方
実際に仮想通貨を送金してしまったが
調べることができるかなど支援相談員で無料相談を行っております。
友達追加してLINEをいただけばと思います。
「もう少し様子を見てから」「もう少し相手を信じたい」
という気持ちは自然なものですが、それが最もリスクの高い選択になってしまいます。
対応が遅れてしまうと送金先の資金移動や口座凍結解除等により
返金対応が不可能となる恐れがあります。
この記事について
本記事は、消費者支援協会へ寄せられた相談者様の申告、相談者様から提供されたLINE・Instagramプロフィール画像および人物画像、警察庁、シンガポール警察、Shopee Singapore、Coincheckの公開情報をもとに作成しています。
記事内に記載した表示名・アカウント名・企業名等は、相談資料または公開情報に表示された内容に基づいています。
同名・類似名の個人、企業、アカウントが今回の相談事案に関係していると判断するものではありません。
また、相談者様へ提示された人物写真に写る人物と、実際にメッセージを送っていた人物が同一であることは確認していません。
調査確認日:2026年9月8日


